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 XNAメモ

0、はじめに

XNA は MicroSoft が開発したゲーム用ライブラリ。 
XNA は C# を使って書き、XNA Framework 上で動きます。
内部で DirectX を使っている。

XBOX 360 上でも動かすことができるのがウリだが、
今回は XBOX360 で動かすことを考えない。

必要なもの

Visual C# (Express でも可)
XNA Game Studio 4.0
DirectX ランタイム

XNA Game Studio は各種バージョンがでている。
バージョンによって書き方が大きく異なるため気をつける。
今回は最新バージョンである 4.0 を使用する。
現時点で MicroSoft は開発を終了したとか言っているので、
4.0 をやっておけば今後も問題無いと思われる。
(現在:2013年4月22日)

1、準備

まず Visual C# をインストールする。
次に DirectX ランタイムをインストールする。
最後に XNA Game Studio をインストールする。

特に、XNA Game Studio は最後でないといけない。

Visual C# を実行するとプロジェクトから

XNA Game Studio 4.0

を選ぶことができるので選択しプロジェクトを作成する。

なお、使用するリソースはプロジェクトの (Content)
という場所に置いておく。

文字を書くときには(Content)を右クリック、
追加→新しい項目で Sprite Font を追加。
拡張子が .spritefont のファイルができる。
このファイルでフォントの種類を編集できる。

2、できること

Visual C# の IDE を使った開発がメインになる。
実感としては特にゲームの開発用であることと、
簡単にできるということに重点が置かれているように感じる。

特に、画像をそのままリソースとして読み込み、
2D表示をする過程が非常に簡単に行える。
透過画像がそのまま透過で使用できるので便利。

また、xファイルの読み込みもリソースで読んで、
3D空間に置くだけなので非常に簡単。

サウンドの XNA Game Stuidio に付属のツールを使い、
変換をあらかじめ行うことで再生が簡単になる。
ツールの名前は XACT という。

文字の表示が簡単にできる。
スプライト・フォントというものを使う。
ただし、日本語の表示はこの方法ではできない。

もちろんポリゴンを1つ1つ置くこともできるし、
頂点バッファやシェーダなどの機能も使える。

心配なのは Frame Work 上で動くということと、
結局 DirectX のラップであるということで、
その影響はでると思うがどの程度かは不明。

個人的にはゲームをプログラムで書いているというよりは、
ゲームをツールで作っているという気にさせられるので
あまり好きではないが使い方さえ覚えれば開発効率は上がると思う。

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