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BEHRINGER EURORACK UB1202の使い方
概要
入力は12チャンネル、
うち1〜4はモノラル入力、5〜12が4つのステレオチャンネル
モノラルチャンネルには、
ファントム電源供給可能なXLR接続かモノラルフォンジャック
GAIN、3パラメトリックイコライザ、LO CUTフィルター
FX、PAN、LEVELにクリップ検出のランプがある
ステレオチャンネルには、
LとRの各モノラルジャック(Lのみで単一モノラル入力も可)
+4 dBu か 10 dBV を選択できるボタン、
FX、PAN、LEVELがある
FXはFX SENDに転送される出力のレベルを設定
FXの返り先が無いがどこかのチャンネルに返せば良さそう
帰り先のFXはもちろん切っておかないと回転してしまう
全体の転送FXレベルをまとめて操作する
FX SENDコントロールもある
最終的な出力はMAIN MIXで調節し、
MAIN OUTとTAPE OUTに出力される
モニターする場合には
CTRL ROOM OUTとPHONESが使える
この音量はMAIN MIXを経由して
PHONES/CONTROL ROOMで調整する
TAPE INからの入力は通常は切られている
TAPE TO MIXを押すことで、
TAPE INをMAIN MIXにミックスする
TAPE TO CTRL ROOMを押すことで、
MAIN MIXからCTRL ROOM OUTとPHONESへの流れを切り
TAPE INをMAIN MIXを通さずCTRL ROOM OUTやPHONESに送る
FX TO CTRL RはFX SENDされる音だけを
CTRL ROOM OUTとPHONESで聴けるようにする
このときMAIN MIXからCTRL ROOM OUTやPHONESへの音はカットされる
TAPE TO CTRL ROOMもカットされる
FX SENDコントロールは通っていないようである
DAWとの連携を考える
PCとミキサーを接続しどう設定するかを考えてみる
PCには入力と出力のステレオ端子が1つずつあるものとする
1、PCの出力をミキサーのTAPE INに繋ぐ
2、PCの入力をミキサーのTAPE OUTに繋ぐ
3、TAPE TO MIXボタンを切る
これを切っておかないとTAPE INの音が再びTAPE OUTに出る
TAPE OUTの音は再びTAPE INの戻ってくるので回転してしまう
4、TAPE TO CTRL ROOMボタンを入りにする
これでTAPE INのみをモニターすることになる
この設定で経路をたどると、
演奏した音はMAIN MIXへ行く
MAIN MIXの音はMAIN OUTやTAPE OUTへ行く
TAPE OUTの音はPCに入りTAPE INに戻ってくる
TAPE INの音はCTRL ROOM OUTやPHONESにくる
最終的にモニタースピーカーやヘッドフォンでモニターする
これでUB1202が1台だけでもPCへの入出力を同時に管理できる
TAPE TO MIXボタンは何に使うか?
TAPE INにカセットデッキやCDプレイヤーなどを繋ぐ場合に使う
TAPE TO MIXがオンで無いとMAIN MIXに音が入ってこない