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 Kinect メモ

0、はじめに

Kinect は Microsoft 社が発売しました。
Kinect は人の動きをキャプチャするカメラです。
Kinect には for XBOX 360 と for Windows があります。

どちらの Kinect も Windows に接続が可能です。
また、Microsoft が Kinect 用の SDK を配布しており独自に開発が可能です。

今回は Kinect for XBOX360 と公式 SDK を使用します。
SDK は C++ と C# で利用が可能です。

1、環境

OSは Windows7 を使用。
Kinect本体は for XBOX 360 をお店で購入。
SDKは Microsoft のサイトより入手できる。
開発言語は C# を選択。
開発環境として Visual C# 2010 Express を入手。

VC# の設定は Project->Add Reference->.NET から Microsoft.Kinect を選択

OSは Windows7 以降で無いと動作しないので注意。
また Kinect は USB で接続できるかを購入時に確認したほうが良い。

2、for XBOX 360 ではできないこと

for XBOX 360 は商用の利用ができない。
Kinect 用のランタイムで for XBOX 360 は動作しない。
カメラの首が左右に回らない。
near モードに対応しない。

near モードはより近い距離をサポートする。
for XBOX 360 はゲーム用なので最低でも 80cm 離れる必要がある。

3、Kinect と SDK を使ってできること

カメラの映像の RGB 情報を得る。
カメラからの遠さの情報を得る。
カメラを使って人(最大6人、スケルトンは2人)を認識する。
音の方向を横方向(右、左)で得る。
音声認識する。

Microsoft よりすべての機能についてサンプルが入手できる。

4、WPFについて

Visual C# では WPF を使ってインターフェイスをデザインできる。
グラフィカルなエディットと XML のエディットが連動する。
WPF についてはよくわからないので最小限の使用にとどめる。

5、HISUiについて

C#でOpenGLを使用するためのラッパーです。
フリーでダウンロードが可能です。

VC# の設定は Project->Add Reference->Browse から HISUi の次のファイルを選択

Hisui.Core.dll
Hisui.Ctrl.dll
Hisui.Geom.dll
Hisui.Graphics.dll
Hisui.Gui.dll
Hisui.OpenGL.dll
Hisui.SI.dll

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